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子供のバレエ教室は費用が年間30万円!?教室の選び方やバレエを習うメリットとデメリットも紹介!

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子供の習い事で人気なバレエ教室ですが、他の習い事に比べると費用が高いイメージがありますよね。

我が家の長女も2年間以上バレエ教室に通っていますが、費用はかなり高額だと感じています。

我が家の場合、子供1人がバレエ教室に通う1年間の平均費用は約30万円です!

ちなみに、子供にも親にも人気のスイミングスクールは、年間費用が約10万円となります。

比べてみても、バレエ教室にかかる費用は高額であることがわかりますよね。

この記事では、なぜそんなに高額なのか、バレエ教室でかかる費用の内訳を紹介します!

また、「お金をかけて通うからにはきちんと通ってほしい!」と考えるのが親心です。

子供が楽しく通うための教室の選び方や、バレエを習うメリットとデメリットも見ていきますので、参考にしてください♪


子供のバレエ教室は費用が年間30万円!?

子供をバレエ教室に通わせるにはとても費用がかかるので、親はそれなりの覚悟が必要です。

我が家の長女はすでに2年間バレエ教室に通っていますが、お月謝や用品購入、発表会費用などで2年間の総額は60万円を超えています…。

1年間でいうと30万円程度を子供1人の習い事に使っています。

今年から次女もバレエを始めました。
さらにお金がかかると思うと頭が痛いですね…(泣)

では子供をバレエ教室に通わせると、一般的に何にどのくらいの費用がかかるのか、1つずつ確認していきましょう。

お月謝

まず、子供が通えるバレエ教室には3通りあるのを知っていますか?

バレエ教室のお月謝は、教室のタイプによって価格が変わります。

  • 個人で先生が開いている教室タイプ
  • スポーツクラブでレッスンを受けるコースタイプ
  • 市民体育館などで受けられる短期タイプ

スポーツクラブのレッスンだと、週1回で月額8,000円前後。

市民体育館などで受けられる短期タイプのバレエ教室は、先生の知名度にもよりますが、1回の受講で1,500円~2,500円程度です。

そして1番気になる個人の教室タイプは、週1回なら月額8,000円~10,000円程度で、週2回で月額10,000円~15,000円程でしょう。

我が家の娘たちは個人経営のバレエ教室に通っていて、次女が週1回の幼児クラスで月額9,000円、長女は週2回の低学年クラスで月額13,000円です。

1人分で、年間10万越えのお月謝です。

入会金

入会金は、5,000円~1万円程かかります。

個人のお教室やスポーツクラブだと、お月謝1か月分が目安になりますよ。

ただし、入会金はその名の通り、初年度だけの支払いで次年度以降は発生しませんのでご安心を。

また、兄弟やお友達がいると入会金が半額や無料になる場合もあるので、入会前に確認しておきましょう。

長女入会時は、入会金無料キャンペーンがありました!
次女は姉の紹介ということで、こちらも無料になりましたよ♪

用品費

子供がバレエ教室に通うにあたって、まず最初にレッスンに必要なものを購入しなくてはいけません。

最初の用品費は、最低でもレオタード、タイツ、アンダーパンツ、バレエシューズの4点さえ揃えればいいので、費用は1万円程でしょう。

子供の成長はとても早く、短期間で買い替えが必要な場合もあります。

指定のメーカーがなければ、オンラインストアでお手頃な価格の物を選んでもOKですよ。

ただし、バレエ教室によってはシューズとタイツはチャコットなどのメーカー指定があるかもしれません。

その場合は、もう少し費用が高くなるので注意してくださいね。

発表会費

子供のバレエ教室で1番高い費用になるのが、発表会費用ですね。

参加費(会場費)、衣装代(レンタル・クリーニング代など)だけで10万円以上が当たり前です。

衣装がオーダーメイドであれば、3~5万円程プラスになります。

さらにお化粧代や本番前の追加レッスン費、先生へのお花代などがかかる場合もあります。

発表会の会場が遠ければ、交通費なども発生するでしょう。

そして発表会が終わった後に、写真や映像の購入でお金がかかることも。

長女の場合は、発表会関連だけで毎年15万円近くかかっています。

その他

上記以外にかかる費用としては、コンクールや試験などです。

コンクールへ積極的に参加するバレエ教室であれば、1回のコンクールで参加費、衣装代、遠征費などで10万円以上がかかります。

RAD試験(ロイヤルアカデミーオブダンス)を受けられるお教室であれば、試験を受けるのに14,000円~20,000円程必要になります。

その他には、父母会費がかかることもありますね。

特に個人経営であればお教室によって費用はピンキリで、通ってみないとわからない場合が多いでしょう。


子供のバレエ教室は選び方が重要!

子供のバレエ教室は、費用以外にも重要な選び方があります。

子供の性格や年齢、バレエを習う目的などでお教室の選び方が変わってきますよ。

私自身が全くのバレエ初心者だったので、娘の教室選びの際は何を重要視すればいいのかわからずとても苦労しました。

実際バレエを習い始めて成功した&後悔したバレエ教室の選び方を、紹介していきます。

踊りが好きな子供の場合

幼児期など、ただ「踊りが好き」「可愛い衣装が着たい」という子供のバレエ教室の選び方は、3つのポイントを抑えましょう。

  • 通いやすい場所
  • 教室の雰囲気が明るい
  • 同じクラスに年齢の近い子がいる

まずは、通いやすい場所にバレエ教室があることです。

通うこと自体が億劫になってしまっては元も子もないので、楽しんで通える距離や交通網の場所にしましょう。

長女が通っているバレエ教室は、子供の足で片道15分の距離です。

小学校高学年や中学生になったときに、自分で通える範囲で教室を選びましたよ。

そして、教室の雰囲気が明るいことも大事です。

まじめにレッスンに取り組む姿勢は素晴らしいですが、小さな子供には少し威圧的に感じてしまうかもしれません。

レッスン中も先生と生徒に笑顔が多いお教室だと、子供も安心して通えるのではないでしょうか。

我が家の長女が今のバレエ教室に決めたのも、レッスン中の子供たちが楽しそうだったからでした。

最後は、同じクラスに年齢の近い子がいるかどうかです。

クラスの分け方が年齢や学年であれば、自然と年齢の近い子供がいて、緊張もほぐれやすいでしょう。

学校や幼稚園だけでなく、バレエ教室にもお友達ができれば、通うのがもっと楽しくなりますよ♪

プロを目指す子供の場合

小学生からバレエ教室に通う場合は、すでにプロになりたいと思っている意思の強い子もいるでしょう。

プロを目指すほど本格的なレッスンを受けたいのであれば、次の選び方3点が重要になります。

  • 先生の講師実績
  • スタジオの環境
  • 子供と先生の相性

まずはバレエ教室でレッスンを持っている講師の、「講師としての経歴」を確認しましょう。

バレリーナとしての経歴も大事ですが、講師歴が長く、講師としての実績のある先生がいると、指導が上手で子供もぐんぐん成長していくでしょう。

次に大事になるのが、スタジオの環境です。

教室の広さが舞台に近いかどうか、バレエ用の床かどう。

1クラスの人数に対する講師数が少なくないかなど、スタジオ環境やレッスン環境はしっかりチェックしてください。

私はバレエの素人なので、長女が通うバレエ教室のスタジオ環境が良いかどうかは、正直よくわかりません。

しかし、バレエ教室が30年近く続いていて、長く通っている方も多かったので、環境は大丈夫だろうと判断しました(笑)

そして、何より子供と先生の相性がいいかどうかが重要です。

子供自身にやる気があっても、どうにも先生との相性が良くないと、次第にレッスンがつまらなくなってしまいます。

体験レッスンの時に、子供と先生のコミュニケーションをしっかり見ておきましょうね。

親がサポートできるかどうか

子供のためのバレエ教室選びですが、何より大事なのが「親のサポート範囲」です。

子供のバレエは、親のサポートなしでは正直成り立ちません。

お教室の送迎やシニョンヘアを結うだけでなく、お教室によっては発表会時に衣装の準備、舞台メイク、会場運営までも父母の協力が必要になります。

私は事前に親の役割を聞かずに入会したので、1年目は本当に戸惑いましたね…。

実際に私も、発表会時には子供と一緒に控室に入って、幼児クラスのお世話係を経験しました。

他のママさんも会場の受付などをしていて、ゆっくりと観客席でバレエ鑑賞をしている暇はないのが発表会の裏側です。

また、発表会やコンクール前には通常レッスン以外にレッスンが入ったり、レッスン時間が長くなったりもします。

女性の多い習い事なので、父親の出入りを極力最低限にというお教室もあり、得にお母さんへの負担が大きくなることも。

バレエ教室を選ぶ際には、事前に親の介入がどこまで必要なのかなど、しっかり聞いておきましょうね。


子供がバレエ教室に通うメリットとデメリットは?

子供におすすめの習い事として、バレエは昔から根強く人気です。

幼少期から子供がバレエ教室に通うことは、身体的にも精神的にもたくさんのメリットがありますよ。

我が家の娘たちも、身体づくりという面では本当にバレエ教室に通ってよかったなと感じています。

継続すればするほどバレエにはメリットが多くなりますが、その反面、継続するのが難しいと感じるデメリットもあります。

子供のうちからバレエ教室に通うメリットとデメリットを、詳しく見ていきましょう。

メリット

子供がバレエ教室に通うと、以下の5つのメリットがありますよ。

メリット

  • 礼儀が身につく
  • 協調性が身につく
  • 度胸がつく
  • 姿勢が良くなる
  • リズム感が良くなる

バレエは、レッスンの始まりと終わりのあいさつがとても大事です。

続けていれば、自然と礼儀が身に付きます。

また、バレエは大人数で踊ることも多く、協調性やコミュニケーション能力も身につけられますよ。

さらに、発表会では広い舞台で大人数の前で踊らなくてはいけません。

回数を重ねるうちに、緊張しながらも堂々と踊る度胸がつくでしょう。

そして、なんといってもバレエは姿勢が良くなります。

我が家の長女も、テレビを見る姿勢が感心するほどとてもきれいになりました!

デメリット

子供がバレエ教室に通うとメリットがたくさんありますが、同じくデメリットもあります。

デメリット

  • お金がかかる
  • 親の協力が必要
  • 将来の職業には繋がりにくい
  • がに股になる

この記事の最初から挙げているように、何よりもお金がかかるのが最大のデメリットでしょう。

また、親の協力が必須な点も働く親たちにとってはデメリットですね。

それでも子供にとっては、親が自分の好きなことに協力的であることは、とても心強いはずです。

無理のない範囲で、サポートしてあげてください。

しかし、大金をはたいてバレエ教室に通わせ、必死にサポートしても、なかなか将来に繋がらないという現実もあります。

中学高校ではバレエの部活というものはほとんど無く、大人になってもバレエだけで職業にするのは難しいです。

ある程度子供が大きくなったら、バレエは趣味なのか、技術者になりたいのかなど親子で相談していくといいですね。


まとめ

ポイント

  • 子供がバレエ教室に通うと、年間30万円ほどの費用が掛かる
  • バレエ教室に通う費用は、お月謝の他に用品費や発表会などでお金がかかる
  • バレエ教室の費用は、スポーツクラブ、市民体育館などで行う短期タイプ、個人経営の教室で異なる
  • バレエ教室の選び方は、子供が踊りを楽しみたいのか、プロを目指したいのかで変わる
  • 踊るのが好きな子は、通いやすい距離で、明るい雰囲気の教室がおすすめ
  • プロを目指したい子は、先生の講師歴やお教室のスタジオ環境もしっかりと確認する
  • 子供のうちからバレエ教室に通うと、姿勢が良くなるなどの身体的メリットと精神的なメリットがある
  • 子供がバレエ教室に通うデメリットは、費用が高いことと親の協力が必要なこと

お金は掛かるだろうな…と思いながらも軽い気持ちで始めた子供たちのバレエ。

ふたを開けてみると、年間30万円という大金を使ってバレエ教室に通わせていました…!

子供たちは楽しく教室に通い、日々成長しているのは親としては嬉しい限りです。

しかし現実は、お金やスケジュールとにらめっこの日々。

これから子供をバレエ教室に通わせるなら、計画的に始めることをおすすめします!

YASUCO

小学生と幼児の娘2人がいるママブロガーです☻ ズボラな主婦がラクして暮らしを整えるための情報をお届けします!

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